政策④:教育

ICT

 ICTとは、Information and Communication Technology(インフォーメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略で、日本ではすでに一般的となったIT=情報技術に通信コミュニケーションの重要性を加味した言葉です。
 我が国が抱える様々な課題(少子高齢化、医師不足、協働教育の実現、地域経済の活性化等)に対応するために、ICT(情報通信技術)の利活用は必要不可欠なものとなっています。我が国は、世界最先端のICT基盤を備えており、この基盤を有効に利活用する必要があります。
 現在、総務省では、ICT利活用の促進をしており、社会の様々な分野で活用されております。介護では、見守りセンサーで利用者の状態を伝達、農林水産業ではセンサーを利用した田植え作業の工程別分析、運輸業ではタブレット端末の活用によるサービス向上、医療では高度な医療訓練等、ICTを活用することで社会問題の解決や利便性の向上に繋がります。今後、高度なICTを活用していくことになると思いますので、教育現場においても小さい頃からICTと向き合わなければなりません。

語学

 グローバル社会への対応や先程のICT教育においても語学の習得が必要となります。
 少子高齢化に伴う労働力低下、人手不足が懸念されている昨今、外国人の労働力を確保することも考えられます。観光産業でも外国人を観光地へ集客することも地域を盛り上げるために必要です。また、ICTの活用が増えることで外国人との関わりが増えていくことも予想されます。
 語学の習得は重視され、2020年度より外国語活動が小学3年生から実施され、小学5・6年生では英語が教科化されました。学校の授業でも「聞く(Listening)」「話す(Speaking)」「読む(Reading)」「書く(Writing)」の4技能をバランスよく身に付ける必要があります。
現在の情報社会の中、語学とICTを組み合わせる事によって、世界で活躍する人材を育成することが出来るのではないでしょうか。
 以上を考慮すると語学の習得の必要性は更に大きくなると考えます。

道徳・倫理

 現在は、スマホやパソコンに接する機会が増えているので情報教育は吸収しやすいかもしれませんが、ICT教育だけでは心豊かな人間にはなりません。社会に出るとコミュニケーション能力は必要不可欠ですので道徳教育も同時に行っていく必要があると考えます。人が人として、多くの方と共存する社会に属する上で、道徳・倫理は判断の基礎となるものだと思います。人間性の教育も学力も車の車輪のように一緒に回していかなければなりません。

郷土愛

 十和田市があるからこそ、地域があるからこその教育であります。
その十和田市を知るための郷土教育は、郷土愛へとつながり、郷土愛は将来のまちの発展につながる礎になるものと考えます。
そういった郷土教育を推進し未来の開拓者を育てたいと考えております。

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